車両紹介

2トン トラックとは

2022年5月施行・免許の取得可能年齢が引き下げられました。

現在は大型免許の受験資格が「21歳以上で普通免許保有歴3年以上」、中型免許が「20歳以上で普通免許の保有歴2年以上」と規定されていますが改正により、いずれも運転技能などを学ぶ教習を受けることを条件とし「19歳以上で普通免許の保有歴1年以上」に変更されました。
要件となる教習は36時限以上(座学7時限以上、技能29時限以上)です。
第二種免許については、新たな教習カリキュラムの受講などを条件に、現行の「21歳以上で普通免許等保有3年以上」を「19歳以上で普通免許等保有1年以上」に引き下げられます。

2トン トラックを運転するには「準中型免許」が必要です。

「準中型免許」では車両総重量3.5~7.5トン未満/最大積載量2.0トン未満/乗車定員10人以下の運転が可能となり、しかも普通免許の経験が無くても取得がOKなので、初めての4輪免許として18歳からの取得が可能なのです。準中型免許を取得すれば、もれなく普通自動車と小型特殊、そして原付免許も付いてきます!
「準中型免許」のメリットとしては、初めての免許証であっても、よく言う「2トン トラック」が運転できることにより、運送会社等での就職が18歳からでも可能となるります。


2トン トラック

2トン トラックとは、小型トラックに分類される車両のこと。2トンは最大積載量を表しています。車両総重量は5トン未満となります。
お問合せは札幌ロジサービスが承ります。


4トン トラックとは

4トン トラックの車体の大きさは、トラックの種類によって大きく変わります。また、荷台の長さも標準、ロング、超ロング、ワイド、ショートとさまざまあります。

車体寸法(mm)
(全長x全幅x全高)
荷台寸法(mm)
(長さx幅x高さ)
標準ボディ7,600×2,200×2,7006,200×2,100×2,300
ロングボディ8,600×2,200×2,7007,200×2,100×2,300
超ロングボディ9,600×2,200×2,7008,200×2,100×2,300
ワイドボディ8,600×2,500×2,7006,200×2,350×2,300
ショートボディ6,150×2,180×4,3504,350×2,000×2,300


最大積載量とは、車両総重量から車体の重量と乗車定員×55kgを引いた、安全に運転できる重量のことを言います。
最大積載量の部分が4トン未満のトラックを4トン トラックといいます。
荷台の形状によって最大積載量は変わりますので、判断材料としては車両総重量が8トン前後のトラックが、4トン トラックと言えます。4トン トラックを運転するには、そのトラックに適した免許が必要になります。4トン トラックの運転に必要な免許は、最低でも中型8トン限定免許、そして、中型免許、大型免許のいずれかになります。

免許の種類車両総重量最大積載量
中型8トン限定免許8トン未満5トン未満
中型免許11トン未満6.5トン未満
大型免許11トン以上無制限6.5トン以上無制限

中型8トン限定免許と中型免許の大きな違いは、架装の関係で8トンを超えてしまっている4トン トラックでも、問題なく運転できることです。


4トン トラック 平ボディー

運送業界において最も活躍しているトラック。
荷台に屋根がついていないタイプのトラック。軽トラと同じような形をしており、アオリと呼ばれるもので三方を囲っています。尺の長いもの(木材や鉄材など)を運搬することに適しています。
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4トン トラック ウィング

バンボディの形をしており、荷台の扉が横に跳ね上がるように開くタイプのトラックです。サイドから荷物を積むことができるため、フォークリフトなどを使って荷物を積むことができます。
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4トン トラック パワーゲート付き

パワーゲートという呼び名は極東開発工業の商標名です、今は広く認知されているため、商標名で呼んでいます。パワーゲートの特徴は、何と言ってもそのパワー!人力では持ち上げるのが困難な重量の荷物や、個数が多く積み降ろしに時間がかかってしまう場合でも、あっという間に作業がスムーズに済みます。少人数で作業しなければならない場合は、特に重宝します。
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クレーン付きトラック

クレーン付きトラックを操縦するためには「運転免許」と「移動式クレーン運転士免許」の2つを取得している必要があります。また、実際に荷物を吊り上げる際に必要となる「玉掛け技能講習」を修了していなければ業務ができません。クレーン付きトラックを操縦する上で、これらの資格を取得し講習を受けることは、法律で定められています。


4トン ユニック付き

キャビンと荷台の間にクレーンが装備されたトラック。一台で重量物の移動とトラックへの積み込みの二役をこなします
建設資材の積荷・積降ろし・運搬作業や造園関係の植木や庭石の運搬に使用できます。
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大型トラックとは

10トン トラックの運転手に最も必要なのは、大型自動車運転免許です。
10トン トラックは、運搬する荷物により、荷台の状態に違いが生じます。この違いが、大きく分けると10トン トラックの種類になります。言い換えると、運ぶ荷物の種類だけ、10トン トラックの種類はあります。
※8トン トラック、増トン車という最大積載量が8トン前後の車両は大型免許が必要です。

10トン トラックの免許を取得するために必要な最低条件

2022年5月施行・免許の取得可能年齢が引き下げられました。
第二種免許については、新たな教習カリキュラムの受講などを条件に、現行の「21歳以上で普通免許等保有3年以上」を「19歳以上で普通免許等保有1年以上」に引き下げられました。

  • 21歳以上
  • 普通免許。中型免許(8トン限定を含む)の免許を持ち、3年以上経過の方
  • MT車の免許所持者(AT車の免許は不可)
  • 通常視力のほかに深視力検査に合格した方

普通免許所持の場合、第一段階12時間、第二段階18時間の教習が必要になります。またオートマ限定の免許の場合、さらに第一段階にて4時間の教習追加があります。
さらに、学科教習が1時間設けられています。


10トン トラック

積載量が10トンクラスのトラックを大型トラックと称します。トラックの荷台の形や装備によってトラック1台ごとの積載量に大きな開きがあります。
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10トンユニック付き

大型の荷物を持ち上げて水平に運ぶことができ車体や重量も大きいことから、ビルの建設現場や高所作業などで使用されます。
※ユニック車とはクレーン車を製造・販売しているクレーン車の登録商標「ユニック」です。ユニックは、国産のクレーン車として初めて開発され、市場でのシェア率も高いことからユニックという名称が定着したという経緯があります。
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補足事項

平成19年6月2日から平成29年3月11日までに取得した普通免許(以下「旧普通免許」といいます。)で運転できる自動車の大きさの範囲は同じです。運転免許証の変更等の手続きも必要ありません。
旧普通免許を持っていた方は、「車両総重量5トン未満」「最大積載量3トン未満」「乗車定員10人以下」の全てを満たしている準中型自動車であれば、今までどおり運転できます。
旧普通第一種免許を持っていた方は、自動的に「5トン限定準中型免許」とみなされますが、旧普通第二種免許を持っていた方については、準中型免許に係る第二種免許は新設されないため、自動的に「5トン限定中型第二種免許」とみなされます。